認識 1.0:瘴気 (Miasma) の時代
古代から中世まで、疫病は「悪い空気(Miasma)」が運んでくると信じられていました。ペストが流行した際、医師は悪性の空気を吸わないよう香料を詰めたマスクを装着しました。対策はただ「悪臭から逃れること」でした。
認識 2.0:細菌説と「飛沫」の時代
19世紀末、パスツールとコッホにより病原体が発見され、病気の原因は「空気」ではなく「微生物」であると証明されました。感染経路は「飛沫」や「接触」が主とされ、対策は「手洗い・マスク・距離」が中心となりました。
認識 3.0:エアロゾルの再発見
COVID-19は、世界に「空気感染」の本当の姿を突きつけました。飛沫よりはるかに小さく、長時間浮遊する「エアロゾル」が主要な感染経路として認識され、「換気」と「空気浄化」が社会インフラとして必須となりました。